アンデルマット研修

8月28日(日)アンデルマット・インターラーケン 晴

スイスに入りアルプスの峠でゴッタルドトンネルに車が集中するため渋滞となった。16kmほどのトンネルで車の量をトンネル手前の信号機で調整している。

トンネルを抜け到着したのはアンデルマットという町でした。そこで昼食をとりました。

ただ、食事代は旅行代金に含まれていたのだが、飲み物代が別であり、その料金に唖然。具体的には、500cc程度のミネラルウォーターが6CHF(スイスフラン)。それでも美味しいから、この笑顔です。

 

rivellaを試す

高速道路であっけなくスイスに入ってしまったので、スイスらしいものにも、まだ、出会えず、最初に入ったサービスエリアで添乗員さんから聞いたスイスでしか売っていないrivellaという健康飲料を皆購入。

DSC02330

味の方は、オロナミンCに近いというガイドさんの言う通りであり、また、スイス以外で売っていないのには、訳があるわけで、各自の表情で味を想像してもらいたい。

国境近くのサービスエリアだったので、私はユーロで払ったのだが、各自、日本で両替してきたスイスフランを使っていたようである。お金を使うことが最も国境を超えたことを実感できる出来事であったかも。

国境通過

イタリアからスイスへとバスに乗ったまま国境を通過した。国境を超えたところで景色が急に変わるわけでもなく、国境でバスを一旦停めて、5分ほど運転士さんが手続きをしただけでした。(国境のため写真はなし)

これからは私の得意分野のドイツ語文化圏に入ったことになる。やはり言葉が通じないのは歯がゆく感じるものであり、昨晩のホテル隣接のショッピングモールで買い物をした際、スーパーのレジのおばさんが、「サケット」「サケット」というから、夜遅いこともあり、「酒」は買えないのかなぁ~と一瞬頭を過ってまいました。イタリア語でスーパーのレジ袋を「サケット」というのに気づくのに1秒程度かかってしまいましたが、問題なく、「サケット」も購入して部屋に戻ることができました。たまたま覚えていたイタリア語だったので良かったのですが、イタリア語を流暢につかう二人の添乗員に脱帽です。
これからドイツ語だから会話ができるようになると思いがちですが、実は、スイスはドイツ語の訛がきつく、ほとんど理解できません。ただ、こちらが標準ドイツ語を話すと通じるので一方通行の会話となってしまいます。が、通行禁止が一方通行になるだけで雲泥の差です。

グランドホテル ドゥカ ディ マントヴァ

ミラノの宿は市内を離れミラノ近郊のGrand Hotel Duca Di Mantovaでした。ショッピングモールの上に建つホテルです、ミラノ研修後、遅くのチェックインでしたが、多くの学生がチェックイン後ショッピングモールでも買い物(食事)をしていました。

部屋の様子やアメニティーはこちらです。何となく思い立って衣類の洗濯をしました。すべてのホテルで浴槽が付いていたので、どのホテルで洗濯しても良かったのですが、浴槽に衣類と洗剤とお湯を入れ足で踏んで洗い、絞っては、すすぎを繰り返しました。ヨーロッパは乾燥しているとはいえ、さすがに一晩では衣類は乾きませんでしたが(乾いた衣類もある!)、湿ったままパッキングしてインターラーケンの宿でも干したいと思います。

最後に朝食の様子を

 

ミラノ研修

8月27日(土) ミラノ 晴

フィレンツェを出発したバスはミラノへ向かった。バカンス帰りの車が多く途中渋滞したが、予定より若干早くミラノに到着した。
ミラノは私自身は何度も訪問している街である。イタリアの中で最も都会な街であり、大学も数多くある。ミラノの大学教授との共同研究の成果を学術論文として出していることもあり、また、帰ってきたなぁというのが私自身の感想でもある。

ミラノに到着し最初に訪れたのはスフオルツェスコ城である。ミラノの現地ガイドは、やはり都会ミラノの雰囲気を醸し出す日本人であった。

続いて世界三大劇場の一つであるスカラ座の外観を見学し、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアと呼ばれるショッピングアーケードへと進んだ。アーケードを抜けるとミラノのシンボルであるドゥオモが現れた。

 

 

DSC02242

ドゥオモの中には現地ガイドさんとともに入った。

ドゥオモの中に入るとステンドガラスの光が美しかった。ステンドガラスがそれぞれ、いつ作られたものなのか、鉛でガラスを合わせる作り方などの説明を受けた。その中で物理学科の私と関係のある話があったので紹介したいと思います。ステンドガラス用にガラスに色を付ける際に、様々な鉱石を使用するのですが、赤色を作るには、金ゴールドを使うのです。ガラスの中に入れると金色が赤色となるのは不思議かもしれませんが、ナノテクノロジーが関係する話なのです。

その後、解散となり、自由研修となったのであるが、ドゥオモの屋根の上に登る人が居たり、買い物に関しては、ほとんどの人が何かを買っていたようである。

 

渋滞中(ミラノへ)

フィレンツェからミラノに向かうバスの中で、このブログ記事を書いている。道は、渋滞している。今日は、土曜の週末であり、夏休みでバカンスを楽しんだ人たちが北に帰るために道が混んでいるのである。

DSC02176

そんな渋滞の中の過ごし方を紹介しよう。日本でも渋滞中にすることなのだけど、ナンバープレートをみて、どの都道府県から来たか話すことがあると思います。それが、陸続きのヨーロッパでは、どの国から来たかということになります。

当然、イタリアを走っているので、イタリアの車が多いのだが、その判断方法は、ナンバープレートのユーロのマーク(星印が円状に並んでいるマーク)の近くにイタリアのIのアルファベットがあることで判明します。

ちなみにドイツはD、フランスはFです。最後のNLは、どこの国だろうと、そんな会話をします。たぶん、オランダかなぁ~

(おまけ)

お昼休憩は、高速道路上のサービスエリアとなりました。レストランには、英語の記載がほとんどなかったのですが、研修4日目となり、イタリア語や英語を駆使しながら、皆、食事に辿りつけたようです。たくましくなってきている・・・

 

配布資料

パックツアー初体験の私にとって(ヨーロッパは何度も来ている私でもパックツアーに関しては学生たちと一緒の同じ立場であったが)、さすが、添乗員のつく団体旅行だと感じることがある。ホテルに到着し、添乗員さんの宿泊部屋番号、朝食の時間、モーニングコールの時間、出発時間、その他の連絡事項など、口頭で説明して聞き漏らし・聞き間違いなどの問題がないように紙の配布資料を配り、連絡事項の徹底している。ホテルのフロントでコピーをとっているのか、小型のプリンタを持ち込んでいるのか、不明であるが、添乗員さんの手間を惜しまない配布資料作成に感謝したい。

DSC02014
昔、バックパッカーとしてヨーロッパを一人旅したときは、地球の歩き方というガイドブック1冊を片手に様々な街を探索したのだが、今回の旅行で驚いたことにガイドブックを全く持たずに参加している学生が多いことです。インターネットが普及したため、その都度、ネット検索をしながら観光をするため、ガイドブックが不要と考える学生も居るようです。そんな学生のことを考えてか、添乗員さんが観光用の簡単な地図を配ってくれています。そんな至れり尽くせりの旅行となっています。

DSC02038

 

ホテル ロンドラ フィレンツェ

フィレンツェ以降のホテルは連泊が少なく、荷物のパッキングなどが慌ただしいが、フィレンツェで宿泊したHOTEL LONDRA Firenzeを紹介する。

フロントと部屋の様子。フロントで鍵をもらい、部屋に行っても、鍵の開け方にコツがあり、苦労している学生が何人か居ました。鍵を差し込み、回した状態で扉を押すと開くタイプの扉で、様々なホテルに泊まっている私にとっては、このタイプかで済むのですが、こんな経験も海外を楽しんでもらえればと思います。

洗面スペースとアメニティーです。ローマのホテルも同じだったのですが、シャワーブースが完全に閉じるタイプではなく、バスタブにガラスの扉が部分的に存在するだけです。シャワーを浴びるとき、シャワーの向きをうまく壁向きになるようにすることで、床を濡らさずに浴びることができるのですが、学生たちは、うまく出来たのでしょうか。

フィレンツェ研修

8月26日(金)フィレンツェ 晴

ローマを出発しバスにてフィレンツェへ向かった。途中、24日未明のイタリア中部地震の震源地に最も近づく行程であったが、余震を感じることも全くなく通り過ぎた。途中ドライブインに寄り、フィレンツェに入る前に、観光バスの通行税を支払い、その証明書をバスのフロントガラスに貼っての市内入りであった。(ローマとフィレンツェ間の高速道路は観光客のゴールデンルートであり、サービスエリアにひったくりやスリの被害が多いそうです。添乗員さんの勧めで安全なドライブインを休憩場所に選びました。)

 

市内に入る前にフィレンツェが一望できるミケランジェロ広場に立ち寄りました。フィレンツェのシンボルであるドゥオモの丸屋根が綺麗に見えます。

その後市内に入り、本日の宿ロンダーラでチェックイン。荷物を置いて、すぐに出発です。フィレンツェ中心部で遅めの昼食(写真は牛モツ煮込み屋の前)です。

昼食後、ドゥオモの前で本日の現地ガイドさんと合流。今回の目印は、日傘でした。

ドゥオモの中にも入ります。

続いて、ベッキオ宮殿に向かいました。

その後、自由研修となったのですが、ウフィッチ美術館に向かいました。途中、ベッキオ橋がよく見えるポイントも通過。

 

 

 

 

高速道路

ローマからフィレンツェへはバスでの移動です。この研修旅行では、都市間の移動は、ほとんどがバスとなります。添乗員さんの軽快なトークでローマの街をバスで出発しました。今回は、ヨーロッパの高速道路の話題をしたいと思います。
イタリアの高速道路は日本と非常に似ています。もちろん、右側通行なのですが、ETCのようなシステムがあります。海外の高速道路は無料だと思いがちですが、ヨーロッパでは有料な国がいくつかあります。(日本の高速道路料金ほど高くないですが・・・)ローマの環状道路を抜けてフィレンツェに向かう際に料金所telepassを通過しました。

ちなみに、ドイツの高速道路は、アウトバーンと呼ばれる無料の高速道路ですが、スイスとオーストリアでは有料になります。スイスやオーストリアの高速道路のシステムは、1年間(?)有効な高速道路料金の支払い証明書をフロントガラスに貼り付けることになります。