旅の成果物(ちくま新書)

ヨーロッパ研究旅行中は長い時間をバスの中で過ごした。このブログもそんなバスでの移動中に投稿した記事が多く存在する。多くの学生がバスを睡眠時間として英気を養っていたのであるが、ブログ以外に、執筆活動をしていた。その成果が出版されることになったので、ここで紹介(宣伝)したいと思う。

筑摩書房から「ちくま新書」として「知のスクランブル -文理的思考の挑戦」のタイトルで2月に発売された。こちらの本は、日本大学文理学部の編集ということで、文理学部の18学科の教員が、それぞれの研究分野を紹介するスタイルの本で、私もその1講を担当している。
ヨーロッパ研修旅行で感じたことは、文理学部の学生の専門分野の幅の広がりと多様性であった。こちらの本も18学科の教員の専門分野の幅の広がりを実感できる内容であり、18種類の講義のような構成である。大学での講義と同じく好きな講義だけ履修(読み進めて)も問題なく、また、その講義と講義の繋がりを自分自身で考えて貰いたい、そんな内容である。読みたくなった方は、是非、近くの書店で手に取って貰いたく、また、インターネットで取り寄せて貰っても幸いである。

amazon(知のスクランブル -文理的思考の挑戦)
e-hon(知のスクランブル -文理的思考の挑戦)

ちなみに本の印税は大学に入るので、本が売れても売れなくても関係ないのだが、多くの人たちに文理学部の学びを知ってもらいたく宣伝している。