ユングフラウヨッホ研修

8月29日(月) ユングフラウヨッホ 曇一時晴

インターラーケンをバスで出発し、Lauterbruunenから登山電車に乗った。

途中、Kleine Scheidegg駅で登山電車を乗り換えるとき、ユングフラウJungfrauやメンヒMoenchの山頂が、ほぼ望め、これから向かうユングフラウヨッホの展望台も見え、天気がこのまま持つことを祈った。
Kleine Scheidegg駅からの登山電車では、2度ほど途中下車をした。アイガーEigerの北壁では、霧がかかって視界がいまいちであり、山頂の天気を気にしての乗車であった。

ユングフラウヨッホJungfraujoch, Top of Europe に到着したのきの風景がこちら。

登山鉄道を降り、エレベーターでスフィンクス展望台に登ったときの写真である。アイガー・メンヒ・ユングフラウの各山頂に雲がかかることもあるが、展望台は晴れ。日光が照りつける暖かいと思えるような最高のコンディションでした。
山頂以外にアレッチ氷河もしっかり望め、ホテルを出発するときにチェックした天気予報「曇り部分的に晴」が外れたのか、部分的の部分だったのか、どちらにしても非常に良い研修となった。

天気が優れなかった場合にも楽しめるよう設置してある展示をTOURの矢印に従って進み、再び、登山電車で下山した。ちなみに富士山5合目郵便局から寄贈された日本のポストに絵葉書を投函した学生も多く、ちょうど、集配の瞬間を写真に撮ったので、1週間程度で葉書が届くでしょう。

 

ホテル クリスタル

スイスではインターラーケンに1泊しかしないのだが、その滞在先Hotel CRYSTALを紹介する。別の日本人観光客の団体ツアーと遭遇するほど、日本人によく使われている宿のようです。

 

シングルルームはバスタブなしのシャワーのみの部屋でした。

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アメニティーは、こちら。髪の毛、手、全身洗い用の共通液体石鹸です。ドイツ語文化圏の合理性が、ホテルのアメニティーにも表れています。

たまたま、学生の部屋に入る機会があったので、ツインの部屋の様子も撮影しました。こちらの部屋はバスタブのあるタイプです。バスタブの有る無しなどは、日本人にとっては重要なポイントかもしれませんが、何人寝れるか(ベッドの数)しか重要ではないので、どんな部屋になるかは運・不運です。

 

フォンデュ・ブルギニョン

ローヌ氷河を研修後は、フルカ峠からグリムゼル峠を抜け、インターラーケンに入った。インターラーケンでの夕食は、全員集まっての郷土料理であるフォンデュ・ブルギニオンを食した。ミートフォンデュとかオイルフォンデュという言い方もある料理で、チーズフォンデュの場合はチーズが苦手な割合がある程度見込まれる団体旅行では採用されることが少ないようで、チーズの代わりにオイル、パンの代わりにお肉を使った、一種の鍋料理である。研修5日目となり、参加学生が打ち解け合い始めている様子が伺える。

ローヌ氷河研修

アンデルマットで昼食をとった後は、フルカ峠に向かった。フルカ峠ではローヌ氷河の中に入ることができた。

 

氷河の中に入ると、氷河が青く光っているのである。この研修に物理学科の私が引率しているので、氷河が青く見える理由が、空が青く見える理由と同じだろうと解説し、光のレイリー散乱が関与していることを説明したのだが、こんな説明は、ドイツ語より難解に聞こえていたように思える。

アンデルマット研修

8月28日(日)アンデルマット・インターラーケン 晴

スイスに入りアルプスの峠でゴッタルドトンネルに車が集中するため渋滞となった。16kmほどのトンネルで車の量をトンネル手前の信号機で調整している。

トンネルを抜け到着したのはアンデルマットという町でした。そこで昼食をとりました。

ただ、食事代は旅行代金に含まれていたのだが、飲み物代が別であり、その料金に唖然。具体的には、500cc程度のミネラルウォーターが6CHF(スイスフラン)。それでも美味しいから、この笑顔です。

 

rivellaを試す

高速道路であっけなくスイスに入ってしまったので、スイスらしいものにも、まだ、出会えず、最初に入ったサービスエリアで添乗員さんから聞いたスイスでしか売っていないrivellaという健康飲料を皆購入。

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味の方は、オロナミンCに近いというガイドさんの言う通りであり、また、スイス以外で売っていないのには、訳があるわけで、各自の表情で味を想像してもらいたい。

国境近くのサービスエリアだったので、私はユーロで払ったのだが、各自、日本で両替してきたスイスフランを使っていたようである。お金を使うことが最も国境を超えたことを実感できる出来事であったかも。

国境通過

イタリアからスイスへとバスに乗ったまま国境を通過した。国境を超えたところで景色が急に変わるわけでもなく、国境でバスを一旦停めて、5分ほど運転士さんが手続きをしただけでした。(国境のため写真はなし)

これからは私の得意分野のドイツ語文化圏に入ったことになる。やはり言葉が通じないのは歯がゆく感じるものであり、昨晩のホテル隣接のショッピングモールで買い物をした際、スーパーのレジのおばさんが、「サケット」「サケット」というから、夜遅いこともあり、「酒」は買えないのかなぁ~と一瞬頭を過ってまいました。イタリア語でスーパーのレジ袋を「サケット」というのに気づくのに1秒程度かかってしまいましたが、問題なく、「サケット」も購入して部屋に戻ることができました。たまたま覚えていたイタリア語だったので良かったのですが、イタリア語を流暢につかう二人の添乗員に脱帽です。
これからドイツ語だから会話ができるようになると思いがちですが、実は、スイスはドイツ語の訛がきつく、ほとんど理解できません。ただ、こちらが標準ドイツ語を話すと通じるので一方通行の会話となってしまいます。が、通行禁止が一方通行になるだけで雲泥の差です。