ユングフラフヨッホより登山鉄道でグルンデルワルトまで下山した後は、バスでの長距離移動であった。その途中、スイスからオーストリアを経由し、ドイツへと入国した。スイスはシェンゲン協定に加盟したのが遅く、それまで国境にはパスポートコントロールがあった。(昔、ドイツ留学時は、スイスにスキーに行くには長蛇の列のパスポートコントロールに並ぶ必要があった。)その名残でスイスからオーストリアの国境は国の両サイドにゲートがあり(無人であったが)、国境を通過している感覚は若干ある。
しかし、オーストリアとドイツの国境は、日本で都道府県をまたぐような感覚であり、ほとんどの学生が、その看板を見逃したのではないであろうか。高速道路移動中になんとか写真に収めることができただけなので、写りが悪くて申し訳ないが、ユーロのマーク(星を円状に並べたもの)の真ん中に「ドイツ」との記載のある。この看板が国境を意味しているのである。
途中、休憩を挟みながら、6時間ほどかけてドイツのフッセンという街に辿りついた。到着したのが夜8時でホテルで夕食となったが、日本風カレーライスや料理も魚料理で、日本食を欲する気持ちを少しは緩和できたのではないだろうか。
(追記)
今回、宿泊したホテル「ユーロ パーク インターナショナル」はwifiが有料であり、学生によっては申し込まなかった人も多いと思います。(これまでのホテルは無料だった。)そんな理由で連絡がなかったとしても心配しないでほしいと思います。